ひばりっこブログ

保健室

 「児童の心や体の健康状態を把握し,指導または援助する。」「気軽に心の開ける親しみのある保健室にする」「教員との連携を密にし,共通理解に基づく経営につとめる。」を保健室の経営方針として,2名の養護教諭で子どもたちの心と体の健康に携わっています。「毎日楽しく,生き生きと学校生活を過ごして欲しい。」そのような思いで,普段の業務である子どもたちの保健教育,保健管理などを行っていますので少し紹介します。
●保健指導
 入学式が終わるとすぐに,1年生が保健室の見学に来てくれます。これから6年間過ごす学校生活で怪我や体調不良の時などに困らないように,1クラスずつパネルシアターを使って分かりやすく指導します。その他にも悩み事などでも利用出来ることや,衣服が汚れた時,保健室を利用する時のきまりについての指導をします。その他の保健指導としては,学級における歯磨き指導や初経指導,保健室来室時に必要に応じて個別指導を行っています。
●健康管理
 保健室の1日は,健康観察から始まります。毎朝,各クラスで行う健康観察や欠席状況を把握し,かぜが流行っていないか,感染症の流行の兆しがないかなどの確認をし,子どもたちの欠席状況を全教職員に共有します。特に感染症の流行の兆しが見られたクラスには,予防についての指導を行ったり,時には養護教諭がクラスに出向いて担任と共に検温や健康観察を行ったりすることもあります。
 定期児童健康診断では,学校保健安全法の施行規則が一部改正され平成28年4月から座高とぎょう虫検査がなくなり運動器検診と身長成長曲線・体重成長曲線を活用し,思春期早発症,甲状腺機能低下症,進行性の肥満,進行性のやせなどの疑いがないかをスクリーニング(ふるいわけ)することが加わりました。色覚検診は定期健康診断の項目には含まれていませんが,自身の色覚の特性を知らないまま進学や就職等で不利益を受けないよう希望者を対象に行うなど,その時代の健康問題の変化に応じて保健室でも対応し,よりよい学校生活が送れるようにサポートしていきたいと考えています。
●救急処置と健康相談
 保健室で出来る手当ては,医療機関の妨げとならない応急的な手当になります。怪我では打撲,擦り傷,挫創,捻挫などが多く,時には受診が必要な怪我が起こってしまうこともあります。応急処置をする中で怪我の予防も大切だと考え,どのような怪我が多いかを振り返り,その都度怪我を減らすよう呼びかけをしています。体調不良については,不定愁訴,脳貧血,頭痛,発熱,下痢,嘔吐など原因は様々です。体調不良の原因の中には,生活習慣の乱れ,ストレス,勉強や友だち関係の悩みなどが原因になっていることもありますので,問診や検温の他に,何気ない会話から子どもたちの心に寄り添い,自ら問題解決できるよう支援し,場合によってはスクールカウンセラーの先生とも連携しています。
 このように学校生活は,学習やたくましい体づくりだけでなく,集団で生活をする上でのきまりを守ったり,友だちと関わることで豊かな人間性を育んだりする場でもあります。毎日楽しく,生き生きと過ごせる日もあれば,時には学校に行きたくない気分の日もあるかもしれません。そんな時には,もう1つの教室である保健室も利用してみて下さい。保健室だからこそ出来る事があると思います。これからの未来を担う子どもたちには,様々な経験や困難を乗り越えて,「高く・豊かに・たくましく」成長して欲しいと心から願っています。