校長室の窓から

2学期始業式

全校児童が勢揃い

                                                                                                                                                                                                                                                                

サブバッグとは別に、大きな袋を持って登校してくる児童がたくさんいました。
夏休みの自由研究や絵画が入っているのでしょう。
今日から始まった2学期が、子どもたちにとって実り多い日々になることを願って、始業式の話をしました。

<始業式講話の概要>
長かった夏休みが終わりました。久しぶりに元気な皆さんを学校に迎えてとてもうれしいです。
夏休み中でも、いろんなことでがんばっている人の姿を見ることができました。プール開放に来た人,補習に来て勉強で頑張った人,臨海学舎や山の学舎で活躍した人など,いろいろです。昨日は,西日本の水泳記録会がありましたが,他の学校の人たちと一緒に泳いで,自分の最高記録を出した人がたくさんいました。
他にも、普段なかなかできないことにじっくり取り組んだ人、普段は会えないおじいさんやおばあさんに会った人、海や山に行った人。
一人ひとり違った夏休みを過ごしたと思いますが,経験したことは、どんなことでも、これからの皆さんの成長のエネルギーや、くじけそうになったときの心の支えになると思います。
さて、先日、テレビで女子バレーボールのワールドグランプリの試合を見ていましたら、長岡望悠という選手が大活躍をしていました。左利きの選手で、とても力強いスパイクを打ち込み、たくさんの点を取っていました。私はあまりバレーボールを見ないので、初めて見る選手でしたが、これからの日本女子チームで中心になって活躍してくれるだろうと期待が膨らみました。
中継をしていたアナウンサーが、長岡選手が大切にしているということばを紹介してくれました。お父さんが、長岡選手が小さい時からいつも言い聞かせていたことばだそうです。
それは、「目は高く、頭は低く、心は広く」という言葉でした。
目は高く・・・・目標を高く持ちましょう
頭は低く・・・・感謝の心を忘れずに
心は広く・・・・周りの人への思いやりを大切に   ということだそうです。
長岡選手は、いつもこの言葉を大切にして、すごい選手になってきました。
私は、この話を聞いて、とてもいいことばだと思いました。大人でも子どもでも当てはまることですし。勉強でもスポーツでも、人の生き方としても大切なことです。
こんなことをいつも意識していれば,人間は大きく成長し,立派になっていくと思えます。いかがでしょうか。

さて、今日から2学期が始まります。2学期は1年間で一番長い学期です。大きな行事としては総合発表会がありますので,頑張ってこの舞台での発表をしてください。また,2年生は11月に「森の学舎」がありますので、楽しみにしてください。他にもいろいろな行事がありますが,一年のうちで一番じっくりと学校生活や勉強に取り組めるのが2学期です。
2学期も,高い目標を持ってチャレンジして、成功した喜びや失敗した悔しさをいっぱい経験して,大きく成長してくれることを願っています。(以上)