校長室の窓から

明日は節分

朝、出勤して校内を見回っていると、発見がありました。

低学年下足室に向かう坂道に、1年生が植えたチューリップの植木鉢が並んでいます。

近づいて見ると、いくつかの鉢では、小さな芽が出ているではありませんか。

先週末には、まだ芽が出ている鉢はありませんでした。

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 きれいに並んだ植木鉢     芽が出ています

 

登校してくる1年生に教えてあげると、「ほんとだ~!」「すごーい!」等の声が返ってきます。

寒も終わりに近づき、春に向かって伸びようとする小さな芽生えです。

 

明日は、節分です。

全校朝礼の講話では、節分の意味や豆まき、恵方巻きなどの習慣に加え、柊鰯(ヒイラギ イワシ)の風習について話してみました。

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  ヒイラギの小枝

 

上着の内ポケットにヒイラギの小枝を隠していると、シャツを突き抜けてトゲが肌に刺さり、チクチクします。

取り出して掲げただけで、子どもたちからは、「ヒイラギだ!」という声が聞こえてきました。

豆まきや恵方巻きに比べると、関西の家庭ではあまり見られなくなった風習ですが、健康で安全な生活を願う人々の気持ちは、いつも同じだったのでしょうね。

 

明日は、豆まきをする学年もあることでしょう。

鬼に適役の先生も、きっといるのでしょうね。