校長室の窓から
2016/02/02
「芽が出ているよ!」
毎朝、出勤で校門を抜けると、すぐ左の坂道に並ぶ植木鉢を見ます。
今日も、まだでした。
私が待っているのは、チューリップの発芽です。
子どもたちを迎えるときに、1年生の集団に向かって、「チューリップの芽はまだだね?」と、声をかけました。
すると、1人の子が、「ぼくのは芽が出ているよ!見て!」と言って、私の手を引っ張っていきます。
坂道の上のほうまで登って、子どもが自慢そうに指差す先を見ると、小さなチューリップの芽が見えました。
2つも芽が出ています
近くの植木鉢を見ると、そのほとんどで、チューリップの芽が出始めています。
どの植木鉢でも小さな芽が
よく見ると、坂の上の方の日当たりの良い場所では、芽が出ています。
私が毎朝見る、坂の下の方では、まだ芽が出ていません。
おそらく日当たりが悪いからでしょう。
しかし、近いうちにどの鉢からも、芽が出てくることでしょう。
たくさん並ぶ1年生の植木鉢
チューリップは、新入生を迎えるころに花を咲かせますので、入学式の時にはウエルカムプランターとして並べます。
寒い中で芽を出し、暖かい春の日差しの中で花を咲かせるチューリップの生長が、子どもたちの成長と重なります。