校長室の窓から

全校参観・PTA総会・講演会

5日の土曜日、たくさんの保護者の方が、学校に来てくださいました。

最後の参観授業が行われるからです。

土曜日ですが、この日には全校朝礼が行われます。

この朝礼から参観が始まっていますので、校長講話は、私の前のグランドには子どもたちが整列していて、私の後ろの校舎側からは保護者の皆さんが見守っておられる中で行わなければなりません。

今までの学校では経験したことがないスタイルなので、毎回、格別の緊張感があります。

全校朝礼では、「花育図画コンクール」の入賞作品の表彰もしました。

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   花育図画コンクールの表彰

 

このコンクールの入賞作品は、エントランスホールに展示され、来校された保護者の方にも見ていただきます。

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          各学年の入賞作品が展示されています

 

1時間目には授業参観が行われました。

教室に入りきれない保護者の方が、廊下にまで溢れている学級がたくさんありました。

どの教室でも、学年最後の参観授業にふさわしい個性的な授業が行われていました。

子どもの発表を聞きながら、感激された保護者の方が、ハンカチで目頭を押さえておられる学級もありました。

 

続いて学園講堂で開催されたPTA総会では、会則の一部改訂と新役員選出について審議が行われ、提案通り承認されました。

選出された平成28年度の役員の皆様には、1年間お世話になります。

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      新役員の紹介

 

この日最後の行事は、講演会です。

保護者の方に加え、5年と6年の児童もいっしょに講演を聞きます。

講師は「子どもが作る“弁当の日”提唱者」の竹下和男さんです。

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    竹下和男先生の講演

 

「子どもを台所に立たせよう」-食を通して考える子どもの自立―との演題で、お話を聞かせていただきました。

子どもたちに、「家族全員の食事を作ったことがある人は手を挙げましょう。」という問いかけから始まり、子どもたちにとっても保護者にとっても厳しいお話しでした。

しかし、見せていただいたスライドショーは、感動の涙を誘うものや、弁当作りで成長する子どもたちの姿でした。

子どもの自立や、思いやりのある子どもの育成という観点から、とても有意義なお話を聞かせていただきました。

講演後の書籍販売では、著書を買い求める保護者の方が殺到し、すぐに売り切れるほどでした。

 

教室に帰っていく子どもが、「校長先生! 僕、泣いてしまいました。」と、感動したことを伝えてくれました。