校長室の窓から

全国「学テ」に参加

今日、全国で一斉に行われている「学テ」は、正式には「全国学力・学習状況調査」と言います。

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小学校6年生と中学校3年生を対象に行われている「学テ」に、本校の6年生も参加しています。

小学校6年生に対しては、国語と算数のテスト、生活や学習の状況を調べるアンケートが行われます。

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  「学テ」中の6年生の教室

 

国語の問題も算数の問題も、AとBに分けられています。

A問題は、主として「知識」に関する問題で、「身に付けておかなければ後の学年等の学習に影響を及ぼす内容」や「実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能」等が問われます。

つまり、できて当然の問題です。

一方B問題は、主として「活用」に関する問題で、「知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力」や「様々な問題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力」が問われます。

こちらは、国際的な学力調査でも、日本の子どもたちに不足していると指摘されたような力を問う問題です。

 

生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査では、「国語の勉強は好きですか、授業の内容はどの程度分かりますか、一日にテレビを見る時間、携帯電話の使用時間、読書時間、勉強時間の状況」等が問われます。

学校に対しても、「学力向上に向けた取組、指導方法の工夫、教育の情報化、教員研修、家庭・地域との連携の状況」等が問われます。

 

6年生の教室を巡ってみると、どの学級でも真剣に問題に取り組む児童の様子が見られました。

 

「学テ」は、毎年、都道府県毎の順位や公表の可否が話題になります。

本校がこの調査に参加するのは久しぶりですが、結果が戻ってくれば、本校の教育の改善に活かしていきたいと思います。