校長室の窓から

三学期始業式

今日から三学期が始まりです。

登校してくる子どもたちは、「おはようございます!」と、元気に挨拶をしてくれます。

中には、「明けましておめでとうございます。」と、お正月の挨拶をしてくれる子もいます。

 

学園講堂で、三学期の始業式を行いました。

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      講堂での始業式

<式辞の概要>

明けましておめでとうございます。

冬休みが終わり、今日から三学期が始まります。みんな元気に登校してきてくれたので、とてもうれしく思います。休み中には、クリスマス・お正月と、大きな節目の行事がありましたので、家族そろって過ごす時間が普段よりたくさんあったのではないでしょうか。お年玉をもらった人は、無駄遣いしないようにしましょうね。 

終業式に日には、おうちのお仕事を手伝ってみましょうというお話をしました。どんなことでもいいです。仕事をした人はどれくらいいますか。(ほとんどの児童の手が挙がりました)休み中でなくても、普段の時にもできる仕事はあります。是非、進んで仕事のできる子になりましょう。 

今年は戌年ですね。届いた年賀状には、犬の絵やイラスト、飼っている犬の写真などがありました。犬は、人間にとって身近な動物ですので、たくさんのことわざもありますね。

・犬が西向きゃ尾は東 ・犬猿の仲 ・犬に論語 ・犬は3日飼えば3年恩を忘れぬ ・飼い犬に手をかまれる

有名なもので「犬も歩けば棒に当たる」というのがあります。これには、「じっとしていれば無事なのに、ウロウロしていると棒でたたかれる。」といった悪い意味で使われることと、反対に、「何か行動を起こせば幸運に会うことができます。」と良い意味で使われることがあります。皆さんには是非、良い意味で理解していただいて、何かに出会うために新しいことを始めてほしいと思います。なぜなら、この学校の初代の理事長の鳥井信治郞先生は、「やってみなはれ。」と言って、みんなに挑戦することの大切さを説いていらっしゃったからです。チャレンジすれば失敗はつきものです。でも、失敗することで、何もしなかった人より経験を増やし、成長することができる方です。今年は、やりたいことを見つけてチャレンジしてみる、そんな年にしてはどうでしょうか。 

さて、お正月は1年の始まりですが、3学期は1年の締めくくりのときです、6年生にとっては小学校生活の締めくくりでもあります。しかも、あっという間に過ぎていくのが3学期です。今の学年の勉強は身に付いたか、学年にふさわしい体力は身に付いたのか、何より、学年にふさわしい心が育っているのか、よく考えて、不十分なところをしっかり鍛えてください。そのためには、まずは、基本的なことの一つひとつをきちんと実行することが大切です。

「学校は勉強をするところです。みんなと仲良くして友達を増やすところです。」

挨拶・服装・マナー・お世話になっている人への感謝

これ等のことができてこそ、雲雀丘学園小学校の児童であると言えます。

短い三学期ですので、1日1日を無駄にせず、大切に過ごしてほしいと思います。

                           (以上)

 

始業式に続いて、三学期学級委員の任命式を行いました。

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      学級委員の任命式

 

各学級2名ずつの学級委員を任命しました。

三学期は短いですが、一年を締めくくる大切な時期です。

学級委員を中心に、学級の全員が助け合ってまとまりのある学級を作ってほしいものです。

 

最後に、習字作品の表彰をしました。

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       習字の表彰

 

第12回全日本小学生・中学生書道紙上展(公益社団法人日本書芸院・読売新聞社主催)に出品した中から、3年生2名と4年生1名が各学年の「ベスト100」に選ばれ、受賞しました。

これからも、しっかり習字の勉強に励んでくれることでしょう。