校長室の窓から

心を届ける

2年生が生活科の学習の一環として「ゆうびんごっこ」をしています。

この取組に先立ち、2年生は箕面郵便局の見学をしてきました。

見学して学んだことを、新聞にまとめて伝える学習もしてきました。

郵便ごっこは今週から始まっていますが、郵便ポストも配達員の帽子もみんな手作りです。

休み時間には、はがきを配達する子どもたちの姿が見られます。

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     教員室前にも郵便ポスト         校長室に届いたはがき

 

私のところにも、たくさんのはがきが届くようになりました。

低学年児童からのはがきが多いのですが、拙い文章でも一生懸命書いてくれたことがわかり、読んでいると思わず頬の肉が緩んでしまいます。

そんな中で、ひときわしっかりした筆致のはがきが届き、目に留まりました。

6年生から私に宛てたものでした。

 

校長先生へ

6年間、ありがとうございました。

この雲雀丘学園小学校でいろいろな経験をさせていただいて、とても勉強になりました。

苦手なマラソンも、校長先生がマラソン好きと聞いて、やる気が出ました。

日々の学校生活でも、学年が上がるにつれ、たくさんの責任感を感じたり、友だちとけんかをすることで、友情の大切さを学びました。

宿泊行事では、集団生活では我慢することも大切なことを学ぶことができました。

学んだことを、しっかりこれからの人生に生かします。

(中略、一部修正を加えています)

6年間、本当にありがとうございました。

 

個人が特定されるので省きましたが、中略の箇所には将来の夢や、そのために中学校で何を学びたいのかが、しっかりと綴られています。

本校で過ごした6年間で、こんな子が育ってくれているのだと思うと、とても嬉しく、誇らしく感じます。

 

「ゆうびんごっこ」が、たくさんの素敵な心を届けてくれます。