校長室の窓から

1年生からの手紙

一昨日から、何度も校長室の扉がノックされます。

そーっと開けてみると、そこには1年生の児童が立っています。

手に持った紙を差し出して、「これ。」とだけ言って、渡そうとします。

「何ですか?」と聞くと、「お手紙」と、答えが返ってきます。

そのお手紙が10通を越えました。

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     届いたたくさんの手紙

 

どの手紙の文も、ひらがなだけで書かれています。

何度も消して書き直した蹟が残っている手紙もあります。

「こうちょうせんせい いつもみまもってくれて ありがとうございます」、「ぼくは いつも がんばっています」、「また こうちょうせんせいのへや いかせてください」、「こうちょうせんせい だいすきです」、「ぼくが 6ねんせいになっても こうちょうせんせいのままでね」など、嬉しい言葉が書いてあります。

色鉛筆でかわいらしい挿絵が描かれた手紙も、たくさんあります。

 

道徳で、「学校でお世話になっている人に、お手紙を書きましょう。」という、授業が行われたようです。

専科の授業でお世話になっている先生のところにも手紙が届けられていました。

 

道徳の授業では、「道徳的実践力」を育てることが求められます。

実践に繋ぐことを意識した、しっかりした授業が行われていることが想像できます。