校長室の窓から

スキー学校

4年生がスキー学校に行ってきました。

鉢伏高原スキー場です。

3年生の時、「山の学舎」に行ったのと同じ場所で、スキー学習をします。

宿舎も同じですから、子どもたちにとって、慣れた場所ということになります。

しかし、景色は全く違い、一面の銀世界です。

 

      開校式              講習の始まり

 

チーフは日本人ですが、15に分かれたスキー班のコーチは全員が外国人です。

今年は14人がドイツ人、1人がオランダ人というコーチ陣の構成でした。

英語やドイツ語に少し日本語を交えてのスキーレッスンが始まりました。

私は初心者の班と行動を共にしましたが、スキーブーツのはき方や板のつけ方から、一つひとつ丁寧に教えてくださいます。

片足にスキー板をつけて歩くことから始め、徐々に板の長さや雪の感触になじんでいきます。

初日の講習を終える頃には、初心者の子どもたちも、なだらかな斜面を滑って下りられるようになっていました。

 

食後の集いは、コーチの皆さんとの交流です。

    コーチとの交流

 

班ごとにゲームをして親しくなった後、子どもたちは準備していたドイツ語の歌を披露しました。

コーチはダンスを披露してくれましたが、子どもたちも巻き込んで踊り、大いに盛り上げてくれました。

 

2日目には、初心者の班もリフトに乗れるようになり、午後には林間コースを下るまでに上達していきました。

 

     レッツ・ゴー          これでも初心者班

 

はじめは、転ぶ子もいましたが、徐々に慣れていきます。

3日目も、林間コースを下りましたが、ほとんど転ぶ子はなく、大自然の景色を楽しみながら滑っていきました。

もちろん上級班の子どもたちは、急斜面での滑降も含めて、力に応じた高度な技術を指導してもらいました。

 

スキーを楽しみながら、集団生活のルールも身に付けていった3日間でした。

スキー学校を終えて、心も体も成長して、残り少ない4年生での学校生活を充実させてくれることでしょう。