校長室の窓から

第69回 卒業式

半分嬉しくて半分寂しい日がやってきました。

69回生の卒業式です。

6年間、雲雀丘学園小学校で過ごしてきた子どもたちが卒業していきます。

入学してきたときから、ずっといっしょでしたので、この子達には強い思い入れがあります。

      学園講堂にて

 

学園講堂の席は、卒業生と在校生、保護者の方で満席になりました。

卒業証書の授与では、呼名された1人ひとりが「はい!」と小気味の良い返事をしてくれました。卒業証書を手渡すときにも、私の顔をしっかり見ながら、「ありがとうございます。」と、受け取ってくれました。

1つひとつの動作やことばをしっかり練習してきたことが、よくわかります。

本校の卒業式は、式辞・祝辞・送辞・答辞と、伝統的な次第で行われますが、1つひとつのことがしっかり指導されていますので、じわりと心に浸みてきます。

卒業の歌「この星に生まれて」の1番を歌い終わった卒業生が、一斉に保護者の方に振り向くとき、心にたまっていたものが思わず目から溢れてきます。

保護者の皆様にとっては尚更のことでしょう。

「ほたるの光」を歌い終わり、退場していく卒業生には、惜しみのない拍手が送られました。

 

ご卒業おめでとうございます。

卒業生の前途に、幸多かれと祈ります。