校長室の窓から

先生たちの勉強会

 先週の1/11、土曜日に午前中の2時間半を使って、先生方のICT研修を実施しました。前回から合わせて3回目の研修です。講師はICT機器を活用した教育実践では最先端を走っていらっしゃる、平井総一郎先生です。実際にタブレット端末を使いながら、様々な活用の実践をワークショップ形式で行いました。今回はタブレットの個人使用をしていない低学年の先生方が中心でしたが、皆さん非常に熱心に取り組まれ、約3時間休憩なしであっという間に過ぎました。子どもたちが大きくなったころの世界を考えるとタイピングは必ず、ローマ字打ちでやること、2人以上での対話と思考の結果を限られた文字数や時間で報告させること、グループ対話の際は相手の意見を否定しないポジティブな対応をすること、出てきた意見をICT機器を使って、短時間で全員で確認し、共有化することまた、様々な意見を容易に分類したり、整理したりし、授業に活用すること、等々大変、有意義な講習になりました。「先生の話が多い授業はダメ、先生の話は3割、あと7割は子どもたちが話したり、考えたりしている授業がこれから目指すべき授業」という言葉が大変印象に残りました。教えなければいけないことはもちろん多いですが、自分で考え、結論を導き出すための土台を提供する授業がこれから益々、重要になってくるとの思いを強くした次第です。先生たちもチャレンジしています。ちなみに平井先生の座右の銘は「つべこべ言わずにやってみろ」です。

 

平井先生の講習に先生方も熱心に取り組みました。実践的な実習でした。

 

私は十分なターピングができません。打つ文字の数は早い先生は私の倍以上です