校長室の窓から

サイバーセキュリティー -vol14

  本日は兵庫県警サイバー犯罪防犯センターからセンター長の警部さん以下3名の警察官がお見えになりました。大変名誉なことでお見えになりましたのでご安心ください。

 IPA主催のポスター、標語コンクールで3名の児童が優秀賞を受け、その表彰式にお見えになりました。学校としても優秀活動事例賞を受賞しました。昨年の活動事例の文部大臣賞に続く表彰です。警察もあとを絶たないサイバー犯罪、SNSをめぐってのトラブル等になかなか追いついていけない現状がある中、このように意識高く、ICTの安全な使用方法について低学年から指導してもらえるのは大変ありがたいと、お褒めの言葉をいただきました。ネットの世界は利便性と危険性が混在し、使い方次第では事件に巻き込まれても不思議ではありません。おりしも公立中心に上級学年でのタブレット端末の一人一台化が進められようとしています。正直言って、こうしたセキュリティの土台が不十分なまま、進んでいくとしたら、多く学校現場で様々なトラブルが起こってしまうように思えてなりません。本校はネットセキュリティー教育に取り組み10年以上になりますが、今後ますますその重要性は増してくるように思います。保護者の皆様もSNSへの安易な投稿などくれぐれもご注意ください。

 ただし、しっかりしたモラルを堅持し活用すれば驚くほど時間が節約されたり、情報量が大きく上がり、自分で考えたり試行錯誤するなど主体的な学びにつながっていく可能性は極めて大きいと考えます。上手にネットを活用できるための取り組みはこれからも推進していきます。

 

学校代表として表彰を受ける、森岡先生。 3名の児童が表彰されました