校長室の窓から

4月を迎えて-vol33

 今年ほど、気持ちが晴れない4月はありません。桜は満開を迎え、気持ちも踊り出しそうな季節にもかかわらず、児童、保護者の皆さんも多くの不安を抱えて、新学期を迎えられたことかと思います。学校再開についても関西で対応が分かれました。感染対策を最大限講じた上で入学式、始業式(大阪は週に1~2回の登校日)などを行うという点は同じですが、その後、大阪は5月まで臨時休業、兵庫・京都は4月から再開。地域の抱えた事情、感染拡大の状況、住民の声、などを総合的に判断してそれぞれの県市町村が方針を示されました。両方に賛否の声が聞こえてきます。本校は始業式、入学式は上記と同じように衛生管理を行った上で、簡素化したり、一同に介さず、インターネット配信したりするなど工夫をして行います。今後については状況をしっかりと見ながらということになりますが、今のところ再開の準備を進めています。

 早く子どもたちの顔が見たい、学習の機会を確保したいという気持ちと子どもたちの安全をどのように担保すべきか、という気持ちの中で我々教員も葛藤を続けています。

 

桜は満開を迎えました。今日は中学校の入学ガイダンスです。

30分程度で終了させる、簡略版で行なわれました。

入館前にアルコール消毒、席は詰めずに必ず一席以上空けて。

後方、側面のドアも開け放ちです。