校長室の窓から

浄財の防護服-vol42

 昨日、ひばりっ子TVでもすこしお話しましたが、休校が延長になりました。児童の皆さん、ご家族の皆さんの中には残念に思われた方も多いのではないでしょうか。我々教員も早く児童の皆さんに会いたいと思っていたので本当に残念でした。しかし、これは少しでも正常な姿に戻るためには致し方ありません。今日、皆さんに新学年の教科書を発送します。この一ヶ月は新たな気持ちで頑張りましょう。オンラインでの授業、双方向でのホームルームなども実施していきます。学びの時間をきちっと決め、規則正しい生活を休校の中でも身に着けてほしいと思います。

 さて、今日は川西市医師会に小学校のご家庭の皆さんが作ってくださった医療用簡易防護服をお届けます。金銭ではありませんが、皆さんの浄財と言ってよい防護服です。約170家庭から700枚の防護服が約一週間で届きました。中には2回にわたってお届けいただいたご家庭もありました。学園全体でも約1500枚の防護服が届きました。うち400枚は私が川西市医師会に届けます。児童の皆さんが、様々な感謝のメッセージを書いてくれていましたが、そのメッセージもチラシにして、各医院に一緒に配っていただくようにお願いしたいと思います。本当に皆様の善意に敬服いたします。子どもたちにとっても社会の一員として自分たちでできることをできる範囲で貢献していくことの大切さや最前線で戦っておられる医療従事者の皆さんへの感謝の気持ちを形にすることができたのではないでしょうか。

 新型コロナウイルスの脅威を前に医療従事者に対する偏見や差別的な行為も報道されたりしていますが、とんでもない話だと思わずにはいられません。今回の皆さんの感謝の行為は必ず医療従事者の皆さんの心に届くと確信しています。保護者の皆さん、児童の皆さん、本当にありがとうございました!!

  

このようなメッセージがたくさん、入って届けられました。

ありがとうございます。

皆さんのメッセージ(一部)をチラシにして届けます