校長室の窓から

幼稚園にいきました-vol80

 早くも9月を迎えました。6月に分散登校が始まり、8月に短い夏休み、残暑厳しく、コロナ感染と熱中症に気をつけながら子どもたちも教職員も頑張っています。何回も申し上げますが、夏の疲れは必ず出てきます。とにかく、睡眠をしっかりとれるようご家庭での配慮をお願いします。

 さて、昨日より小学校教員に向けて、幼稚園の保育の様子を見学し、小学校、特に低学年の指導にも役立てていこうという企画が始まりました。学園の理想は15年一貫教育、幼稚園から高校まで趣旨一貫した教育活動がなされる事が理想です。そのためには校種間の教員同士のコミュニケーションの円滑化は必須でしょう。この企画を通じて少しでも相互の理解が進んだらこれほどよいことはありません。一般的に園児は小学生低学年と比べても集中力や傾聴する力は劣っています。そんな中、クラス運営は相当大変です。列を作ること、手をつなぐこと、いっしょに移動することだけでも園児が好き勝手に動き出すと表現して間違いないと思います。自由と規律という相反する事を保育の中で実践されているわけです。また、幼稚園としては最小限の規律と最大限の自由(子どもの意志を尊重する)の中でのびのびと保育活動を展開したいと思っておられます。しばらくはそうしたあるべき姿に近づくための革新や新しい取り組みが行われる様な予感がしました。小学校も負けてはおられません。よい刺激となった見学研修でした。

   

みんな座っていますが・・これがなかなか難しい。  隣のクラスは折り紙をしていました。

 

    

折り紙の後は手洗いタイム       休憩かな?