校長室の窓から

ひばりの里 秋の親子協同作業やります-vol99

 随分と秋めき、少し肌寒さを感じる季節になってきました。ひばりの里はまさに秋らしくなってきました。

まあ、なんとドングリが多いことか!!ウッドデッキの上はドングリだらけで、幼稚園の園児の皆さんが拾い集めてくれますが集めきれないくらいです。寒い季節に向かい始め、池では生物の動きは穏やかになってきていますが、そんな中でも我々をびっくりさせる発見がありました。なんとモズクガニ(別称ズガニ、また、上海ガニの同種)が阪急側の流水がある池で発見されました。通常はきれいな水が流れる川に生息することが多いカニです。ゆでるととてもおいしい(上海ガニ)カニです。田舎育ちの私は父が罠のカニカゴでモズクガニをとり、それをゆでて食べさせてくれたことをよく覚えています。おそらく、学校ビオトープにモズクガニが出た例は全国でもないと思います。ひばりの里の自然の豊富さには調査を依頼している方もびっくりされています。

 このように、たった一年弱でいろいろな生物を見せてくれるひばりの里ですが、今度、来年の田植えなどに備えて、田んぼ、畔、水路を手直しします。また、その時には子どもたちには水辺の生物探しと一時避難のお手伝いをしてほしいと思っています。11/29(日)に開催します。来年も生の自然を子どもたちがまじかに体験できる空間をしっかりと作っていくための活動です。多くの方のご参加をお待ちしています。