校長室の窓から

しめ縄作り -vol111

 昨日と今日、3年生は「ひばりの里」の稲わらと他の田んぼからいただいてきた稲わらを使って、しめ縄作りをします。しめ縄の意味、しめ飾りの意味なども含めて学習し、しめ縄作りに取り組んだのです。今回は丸いしめ縄を作りましたが、本体は雲を表し(雨の恵み)飾りの橙は家の代々の栄えを表します。また紙垂(シデ)は雷を表し、全体として豊穣の願いを込め、新年をお迎えするための大切な飾りものなのです。今ではマンションなどに住まれる方も多く、こうした日本ならではの伝統的な飾り物や風物詩に気づかない子どもたちも増えています。日本人が大切に守ってきたこうした伝統的なものの意味はしっかりと教えていきたいものです。

 子どもたちは2人ペアになり、実に楽しみながら、しめ縄を作り、飾りをつけていました。みんな思い思いの立派なしめ縄ができました。是非、お家のどこかに飾ってあげてください。

2人ペアで縄を編んでいきます。

 

たくさんのしめ縄が出来上がりました。オンリーワンしめ縄!!