校長室の窓から

春休みの親孝行-vol147

 春休みも半ばを過ぎましたが、久しぶりにお休みをいただき、田舎に帰ってきました。コロナの影響もあり、お正月の里帰りができなかったので、気になっていました。一泊だけでしたが、両親の顔を見て、ほっとし、「冥土の土産」と称して、満開の桜を観に連れ出しました。大阪から吉野を越え、車で3時間ほどかかるところに下北山村という山あいの村があります。そこに界隈では最大の池原ダムという巨大なダムがあります。3月28日(日)に雨中、その際を通るときに、ダム直下にある運動公園の桜が見事に咲いているのを見かけました。この時期に帰省することはありませんので、そこにこんな見事な桜があるとは露知りませんでした。果たして、翌日は晴天に恵まれ、絶好の花見日和、実家から1時間ほど車を走らせました。満開の花や桜吹雪を堪能し、両親とも「本当に冥土の土産やな。」と予想以上に喜んでくれました。穏やかな日差しの中で親孝行ができたのではないかと思っています。90才優に超えても子どもたちのことは気になるようで、元気な顔を時々見せに行くことが、最大の孝行のようです。

 

 

 池の水面に山と桜が映り込んで、素晴らしい光景です

 

 

場所を変えて、縦長の池の東側から全景を見る。現実はもっと素晴らしかった。

 

 

親木下、苔のグリーンに桜の花びらが映えます。