校長室の窓から

令和3年度がスタートしました。

    満開の桜の下,4月1日の年度始めでしたが,生憎の4日の日曜日の花散らしの雨で,雲雀丘のソメイヨシノは,すっかり葉桜になってしまいました。

   全世界が翻弄されたコロナウィルスの影響も,まだまだ収束の兆しが見えません。こんな現状でも,季節は移ろい,自然の営みは着実に前へ進んでいるのです。花を楽しんだ桜の樹は,若葉の緑を日に日に濃くし,太陽の光をしっかりと吸収して成長していくことでしょう。

   

    今日は,新しい7名の先生と,新しいお友達3名をお迎えし,1学期の始業式を行いました。全校生が集まることは避け,オンラインで行いました。

    その中で,子ども達には「自分で考えて正しいと思ったことは進んで行動しよう。」 と伝えました。新しい環境で,友達の輪を広げるには,自分から進んで挨拶をすることが大切です。また,喋ったことがないお友達にも勇気を出して,「一緒に遊ぼう」などの声かけも距離を近づけることに繋がります。一日も早く仲良しの輪が大きく広がるように願っています。

   感染予防のための制限がある中,学校で生活する全ての人の健康と安全に留意し,できるだけ可能な範囲を模索しながら教育活動を進めて参ります。子ども達の元気な笑顔が溢れる「丘の上の小学校」を目指して,教職員が協力していきながら,一日一日着実に努めていきたいと思います。今年度も,よろしくお願いします。