校長室の窓から

自然観察会

 昨年,ひばりの里で稲を育てて脱穀まで取り組んだ4年生が,自然観察会に行きました。池にはメダカやオタマジャクシ,モリアオガエル,ヤゴなどなど多くの生き物がすんでいて,つかまえて観察できます。コオイムシと言って,オスが卵をを背負って生活する珍しい虫もいるようですが,実際には確認はできませんでした。

                

 ただ,子ども達はサンダルを履いて手に手に網を持っているのですが,つかまえるまでが大変で,なかなか思うように網に入りません。魚取りやカエル取りなどの経験も乏しく,池に入ることにも少し抵抗がある子ども達もいます。自分でできなくても,友達がつかまえた生き物を観察するだけでも学びにつながります。
 都会に育った子ども達は,自然環境に触れる回数が経験の差になっていますが,この里池で少しずつ興味をもって体験を積んでほしいなと思います。