校長室の窓から

秋の初めに見つけたよ

 『暑さ寒さも彼岸まで』と言われるように,秋分の日が近づくと少し涼しくなるものなのですが,今週は,朝から暑い日が続きます。子ども達の水筒の減るスピードがはやいようで,午後の休み時間には,お茶の自動販売機に子ども達の列ができます。暑さ対策と水分補給で乗り切らないといけませんね。
 さて,校門からのソメイヨシノの木の下に何やら怪しげな黒い小さな塊が散らばっています。見上げると多くの葉が食べられてなくなっていました。どうやら,毛虫に食べられたようです。桜の葉は,塩漬けにしたものを桜餅にくるむほど美味しいものですから,虫も良く分かっているのでしょう。命をつなぐため,成虫に羽化するために栄養を蓄えているようです。
 実際に毛虫は確認できませんでしたが,来年の春に新入生をお迎えする大切な学園の桜です。立派に花を咲かせてもらうために連休に,駆除のための薬剤をまいてもらうように校務の方にお願いしました。校門の側には,栃の実も落ちていましたので,教員室に持ち帰っています。