心まにまに

夜行列車

昨日、3年生の教室に行くと、

ある男の子のサブバッグの上に雑誌が置いてありました。

タイトルは『寝台列車追想』

「こんな雑誌があるんだ、ちょっと拝見…」

ページをくっていると、昔のことを思い出しました。

 

 

小学5年生のときに一つ上の兄と二人で夜行列車に乗り、大阪駅から東京駅まで行きました。

たしか、『瀬戸』という名の寝台特急列車でした。

列車の中で横になる非日常感が楽しかったこと、

車窓から日の出を眺めながら食べたおにぎりのことを、今でも覚えています。

中でも、真夜中の駅に停車するたびに目にする無人のホームの、

なんとも寂しげな光景がもっとも印象に残りました。

子どもながらに、「哀愁」でも感じていたのでしょうか(笑)。

…なつかしい。

 

 

この雑誌の持ち主の男の子も寝台列車に乗ったのかな? 

もし、そうなら、なにか感じるものがあったかな?

そう思い、尋ねてみました。

 

「寝台列車は大好きなんだけど、まだ乗ったことはないです。

 コロナがはやってなかったら乗ってるんだけど…。

 一番乗りたいのは、サンライズ出雲!」

 

普段は見られない景色と、たくさんの感動が待っていますよ!

夢が叶いますように!