心まにまに

朝の みじかい間にも…

昨日の朝、低学年校舎の下足室にいると、

2年生の女の子が

制服に葉っぱをつけて登校してきました。

こんな感じです。

「これ、ひっつき虫の葉っぱ!」

「へぇ~、おもしろいね。どこにあったの?」

「こっち、こっち。きて!」

と、下足室を出て、

正門までの途中で

「この葉っぱだよ。」

と教えてくれました。

こんなところに、こんな草が…。

名前はわかりません。

2年生にならって葉っぱを一枚とり

服につけると…、なるほど、くっつく。

おもしろいことに気づきましたね。

しばらく遊んだあと、2年生は教室へ行きました。

 

 

ふと、隣の木を見上げると、


あ、実がついています!


これはヤマボウシの実です。

写真を撮っていると、登校してきた1年生が、

「この木、うちの家にもあるよ。同じ実がなってる。」

と教えてくれました。

 

「じゃあ、この実が食べられることを知ってる?」

と尋ねると、

「え、そうなの?」

と、おどろいた顔。

 

ヤマボウシの実は、見た目は良くありませんが、

紅い皮をむくと

黄色くて柔らかい果肉が詰まっています。

甘みがあり、桃のような味がします。

上の写真を撮るときに協力してくれた子も、

「うちの家にもヤマボウシがあって、

 この実を食べたことあるよ。甘かった。」

と教えてくれました。

 

 

さて、下足室に戻ると、

金魚の水槽の前に何人かが集まっています。

お腹を空かせた金魚が水槽のガラスに顔をぶつけて

餌を催促しているのですが、

どうやら、その様子がおかしいようです。

 

「では、餌がくるまで…」

と、私が人差し指の先を水面につけると、

金魚は指をつついてきます。

それを見た子が、

「先生、どんな感じ?」

「ちょっと、くすぐったいかなぁ。」

 

そこへ、金魚の餌を持った校務の藤本さんが登場。

みんなに少しずつ餌を分けてくださり、

餌やりタイムとなりました。金魚も満足です。

 

朝のみじかい間にも

楽しいことがいろいろとありました。