ひばりっこブログ

総合 ~米作り~(3年生)

 3年生は、総合の授業で米を作ります。今日は、米本先生から1年間の米作りの作業について教わりました。

 

 まずは、苗の観察です。この苗は米本先生の玄関前で育てた手作りだそうです。子どもたちからは「すごい。」との驚きの声があがっていました。まず、苗が何本あるか数える練習をします。なぜなら、田植えの本番では、3本ずつ自分で数えて植えないといけないからです。もちろん、苗の持ち方も練習しました。親指、人差し指、中指の3本で持つことを教わり、子どもたちも持つことに少しずつ慣れていっていました。

 

 次は、植え方です。場所や方法について説明を受けます。ここで、子どもから質問が。「夏に乾いている田んぼを見たことがあるけど、なぜ水があるの?」鋭い質問で感心しました。先生から「根をはり、丈夫に育てるため。」という答えを聞いて納得の子どもたち。よく見ていますね。

 

 クイズをしながら、楽しく学んでいきます。これは、「田んぼには何種類の生き物、草花が生きているか?」です。答えは、5000種類以上だそうです。思っていたよりも多かったのではないでしょうか。

 

 最後に、収穫の仕方やSDGsとの関わりについて教わりました。

 多くの作業がある米作りは、米(八十八)という漢字から分かるように大変なものです。でも、田んぼは生き物を育むものでもあります。度々、田んぼに出かけ、稲の育ち具合や生き物の様子を観察したいと思います。

 昨年は、30㎏の米を収穫する予定でしたが、2.3kgしか穫れなかったそうです。犯人は…すずめ。今年は、去年よりもたくさん収穫して食べられたらいいなと願っています。