校長室の窓から
2018/02/16
心を届ける
2年生が生活科の学習の一環として「ゆうびんごっこ」をしています。
この取組に先立ち、2年生は箕面郵便局の見学をしてきました。
見学して学んだことを、新聞にまとめて伝える学習もしてきました。
郵便ごっこは今週から始まっていますが、郵便ポストも配達員の帽子もみんな手作りです。
休み時間には、はがきを配達する子どもたちの姿が見られます。
教員室前にも郵便ポスト 校長室に届いたはがき
私のところにも、たくさんのはがきが届くようになりました。
低学年児童からのはがきが多いのですが、拙い文章でも一生懸命書いてくれたことがわかり、読んでいると思わず頬の肉が緩んでしまいます。
そんな中で、ひときわしっかりした筆致のはがきが届き、目に留まりました。
6年生から私に宛てたものでした。
校長先生へ
6年間、ありがとうございました。
この雲雀丘学園小学校でいろいろな経験をさせていただいて、とても勉強になりました。
苦手なマラソンも、校長先生がマラソン好きと聞いて、やる気が出ました。
日々の学校生活でも、学年が上がるにつれ、たくさんの責任感を感じたり、友だちとけんかをすることで、友情の大切さを学びました。
宿泊行事では、集団生活では我慢することも大切なことを学ぶことができました。
学んだことを、しっかりこれからの人生に生かします。
(中略、一部修正を加えています)
6年間、本当にありがとうございました。
個人が特定されるので省きましたが、中略の箇所には将来の夢や、そのために中学校で何を学びたいのかが、しっかりと綴られています。
本校で過ごした6年間で、こんな子が育ってくれているのだと思うと、とても嬉しく、誇らしく感じます。
「ゆうびんごっこ」が、たくさんの素敵な心を届けてくれます。