校長室の窓から
2018/03/09
第68回卒業式
卒業証書の授与
本校第68回生の卒業式を行いました。
講堂前のエントランスには、早朝から開場を待つご家族の皆さんが、列を作っておられました。
式は、満席の講堂で挙行されました。
卒業証書の授与では、担任の呼名に応える卒業生の、「はい」という歯切れの良いさわやかな返事が、講堂に響きました。
この学年の子どもたちは、私が初めて体験した入試で入学してきましたので、1年生の時から見てきました。
1人ひとりに卒業証書を渡しながら、6年間のいろんな場面が思い浮かび、タイミングをずらしてしまうこともありました。
それでも卒業生は、「有り難うございます。」と、しっかり卒業証書を受け取ってくれました。
皆勤賞・精勤賞の表彰では、大きな拍手がわき起こっていました。
私は祝辞の中で、平昌オリンピックで2連覇を果たした羽生選手のことを紹介し、困難に遭遇した時でも、できることに黙々と取り組むことの大切さを話しました。
また、今までお世話になった方への感謝の気持ちを、態度で示して欲しいとも話しました。
来賓としてご臨席いただいた、常務理事とPTA会長からは、温かい祝辞と共に記念品もいただきました。
卒業生への感謝の気持ちを伝える在校生代表の送辞と、6年間の小学校生活を振り返りお世話になった方々への感謝の気持ちが込められた答辞を聞きながら、こみ上げるものあったのは私だけではなかったと思います。
保護者席に向かって歌う「卒業の歌」
卒業生の歌う「この星に生まれて」を聞きながら、目頭を押さえている保護者の方が、たくさんいらっしゃいました。
式が終わり、胸を張って退場していく卒業生に、温かい拍手が送られました。
学校教育にとって大きな節目となる行事を無事終えることができました。
卒業生の行く末に幸多かれと祈ると共に、子どもたちの小学校生活にご協力いただきました全ての皆様に、心から感謝申し上げます。