校長室の窓から
2018/07/06
連続で臨時休業
大雨が続き、警報も続いていますので、本日も臨時休業の措置をとりました。
明日も、回復が見込めないため、土曜補習とニュージーランド研修参加者の事前学習を取りやめることにしました。
警報による2日連続の休業は、長い教員生活の中でも、ほとんど記憶にありません。
昨夜は、夜中に何度も「緊急避難情報」などで、けたたましくスマホが鳴り、そのたびに目が覚めました。
自宅が、過日の地震の被災地に当たりますので、土砂災害等に備えた避難勧告の内容でした。
学校に出勤できるのか、不安を抱えながら家を出ましたが、バスは通常運行で、電車も雲雀丘花屋敷の駅までは動いていました。
車窓からの景色で気になったのは、被災地の屋根にかぶせられブルーシートが、風でめくれている家がたくさんあったことです。
自然は残酷な面を持っていることを実感させられます。
途中の川も随分増水して、どの川も濁流が勢いよく流れていました。
増水した猪名川
雲雀丘花屋敷駅の改札を出ると、学校方面からたくさんの人が歩いてきます。
タクシーを待つ、長い行列もできていました。
今までに見たことのないすごい光景でした。
ここから先、電車が動かないことや、JRの運行が止まっているせいで、出勤する人がこの駅に殺到しているからでしょう。
おまけに学校前の道路は、乗用車がつかえて動けなくなっていました。
不気味で、危険な状況でした。
学校では、出勤できた教職員で校内点検を行い、当面の対応について打ち合わせをしました。
今後、状況の改善が見込めませんので、帰れなくなる職員も出てきそうです。
私も、その覚悟でいます。
災害の拡大が予想されていますので、くれぐれもお気をつけください。