校長室の窓から
2019/03/29
離任のご挨拶
2011年4月、ご縁があって本校に着任して8年間、雲雀丘学園小学校の校長としてお世話になりました。
個性豊かでチームワークの良い教職員と、心から学校を支援してくださる保護者の皆様に恵まれ、充実した学校運営を続けることができました。
本校は、全国の私立小学校の中でも屈指の児童数を誇る学校です。
その中で、多くの喜びと、多くの課題と出会いながら、一つひとつを乗り越えた年月でもありました。
なにより、未来ある溌剌とした子どもたちと過ごした時間は、かけがえのないものでした。
少子化が進行する中で、私立小学校は定員確保に苦戦しています。
しかし、本校では次年度も144名の入学者を迎え、ますます発展してまいります。
これも、ひとえに地域や保護者の皆様方に支えられている学校ならではのことと、感謝の気持ちでいっぱいです。
運動場南西角の桜の大木 53回生ハナモモ 17回生オオカンザクラ
公立の小学校から本校に着任させていただきましたが、日々の教育活動、学校行事、PTA活動などを通して、私学ならではの経験をたくさんさせていただきました。
なにより、多くの方々との出会いは私の教職生活の貴重な財産となりました。
本校での経験を活かし、身近な地域で、少しでも子ども達に貢献できる仕事ができればと考えています。
余談ですが、往復3時間近い通勤ストレスから解き放たれることに、一番の解放感を感じています。
ベル広場の花壇 子ども図書館前のアブラナ
本当にお世話になり、有り難うございました。
「孝道」の創立の精神のもと雲雀丘学園小学校がますますの発展すること、なにより、お世話になりました皆様方のご健勝ご多幸を心よりお祈し、離任のご挨拶とさせていただきます。