校長室の窓から

校内の樹①

    低学年校舎の西側,中央棟の南側に低学年が遊べる「ベル広場」があります。雲梯や機関車ジャングルジムの横にひときわ高くそびえる2本のメタセコイアがあります。
   昭和32年(1957)7回生の卒業記念樹です。樹齢,63年以上になります。
   

         

   今年も若葉が芽吹き,高くそびえて子ども達を見守ってくれています。
   先日,地面に松ぼっくりのようなサクランボと同じようなかたちの「実」を見つけました。球果といって,秋から冬に葉と一緒に落ちるそうですが,上の方に残っていたのかもしれません。

 

           

昔から私たちの祖先は,樹木など長く成長しているものに畏敬の念を抱き,大切にしました。もうしばらくすると2年生の生活科で「ぼくの木,わたしの木」という取り組みで,1年間同じ木を観察していきます。今年は,だれがメタセコイアを選んでくれるでしょうか。