校長室の窓から

花と緑の学園に

 雲雀丘学園小学校のあるこの地は,六甲山系の東の端である長尾山の斜面にあり,植物の生育に良質な土が豊富で,隣の山本地区は昔から植木農家がたくさんあります。
 学園小学校の土地もよい土と水と南向きの斜面という地形で,植物が育てやすい土地でした。初代校長の土井信男先生は,理科の植物がご専門でしたので,樹木を植え,花壇には花をたくさん育てられていました。先生のモットーは『花と緑の学園にする』というものでした。そのお考えは,『花育』の取り組みや『ひばりの里』での学習に現在も受け継がれているのです。
 毎朝,ウェルカムプランターに水やり当番をしてくれている栽培部は,昨日,部活動の時間に,校内の花壇の整備を行いました。次に植える植物のために,雑草を抜き,耕してくれていました。時々顔を見せるミミズや昆虫に,驚きの声を上げながらも楽しく活動していました。