校長室の窓から

土ひねり 再び

 2年生の森の学舎で丹波篠山市の今田(こんだ)町にある丹波立杭(たちくい)焼の里で『土ひねり』をして器を作りました。陶芸クラブでは,19人のメンバーが今年度の活動の手始めに再び思い思いの器を作っています。

          

 土をこねて形を整えるまでが2年生の時でしたが,クラブでは,縁を削ったり,厚さを整えたり,『高台』を作ったりして,細かい仕上げの作業もしています。活動が週1時間ですから,続けて作業ができません。濡れた布などにくるんで乾かないようにして工夫して保管しながら制作しています。
 色をつける工夫をしている子ども達もいます。ちょうど手頃な『小鉢』や『湯呑み』などを作っていて素敵だなと感じました。十分に乾かした後,素焼きをして釉薬をつけて二度目の火を入れます。焼き上がりも楽しみですが,自分が作った器で食べたり飲んだりするとひときわ,美味しく感じるのではないかと思います。毎日の食事で使える器ができるといいですね。