校長室の窓から

キャッチボール

 水曜日の7時間目,クラブ活動の時間が始まりました。とは言っても,6年生は修学旅行ですから,5年生だけのスタートです。希望調査をして,ほぼ,思い通りのクラブに入れたのでしょうか。笑顔での活動開始となりました。
 久しぶりにソフトボールクラブが大盛況で,好成績をおさめたオリンピックやWBCの影響があったのかも知れませんね。子ども達の野球離れが言われる中,女の子のメンバーも増えたようでした。聞くとお父さんや従兄弟とキャッチボールをして遊ぶようです。
 キャッチボールは,相手のことを思いやって投げることが大切だと聞いたことがあります。捕りやすい場所に捕りやすいスピードのボールを投げることですね。ぎこちなさもありながら,一生懸命に取り組んでいました。
 私も幼い頃,どこかへ連れて行ってもらった思い出よりも,父とキャッチボールをしてもらった記憶の方が多く,ソフトボールクラブの子ども達の声を聞いて,初めてグローブを買ってもらったときの嬉しさや父の球が強かったこと,次第に速い球が投げられるようになって褒められたことなど,久しぶりに幼い頃の思い出にひたりました。