校長室の窓から

め がでたよ

 朝の様子です。先週,植木鉢に植えたアサガオの種がもう芽を出しました。毎日,1年生が水やりを欠かさず頑張っているおかげだと思います。
 自分の鉢だけではなく,友だちの鉢も気にしてのぞいていました。また,フタバの芽を見て,「一本から生えてるのかなぁ。二本あるのかなぁ。」と難しい質問を聞いてくる子ども達もいます。「横から見てごらん。」というと,姿勢を低くして観察していました。
 種をまいたら,芽が出るのですが,そんなあたりまえの変化にも目を輝かせて教えてくれる1年生の姿に,学校の生活を楽しんでいる様子がうかがえて,嬉しくなりました。
 種は,5つ蒔いたのですが,発芽してしばらくすると『間引き』をするそうです。私は,1年生の頃にこの間引きの意味が理解できなくて,「芽がたくさん出たのにどうして抜いてしまうのだろう。」と釈然としないモヤモヤした気持ちをずっと持っていたことを思い出しました。せっかくだから,全部花を咲かせたいと思う子ども達もいるのかも知れません。そんな子ども達とは,握手したくなります。