5月29日から教育実習生が2名，毎日奮闘しています。水曜日には，2年生に入っている実習生の『実習授業』が行われました。国語の漢字の学習でした。実は，教室では，指導する教師の心持ちが子ども達に伝わることが多いのです。教師が緊張していたら子ども達にも伝わり，いつもの子ども達とは違った反応をします。教師が落ち込んでいたりすると子ども達も沈んだ雰囲気になることもあります。
　子ども達が，好きな実習生の先生に頑張ってもらおうと気を遣ったりするのもよくある光景です。2年生の子ども達もそうで，張り切って授業を受けていました。
　自分が考えていた授業のプラン通りにいかないのは，実習生だけでなく私達も経験することで，そこから，どう戻していくのか，子ども達の流れに乗って進めるのか，違う課題を提示するのかなどどいうことを即座に判断して進めなければならないことが難しいところです。
　授業が終わり，研修会を開いて，実習生にアドバイスします。今日，2週間の実習が終わります。母校の雲雀丘学園小学校で過ごした2週間をこれからの教師人生に活かしてもらえれば，指導した教師をはじめ関わった私達もとても嬉しく思います。ご活躍をお祈りいたします。