校長室の窓から

ひばりの里は?

 3年生がひばりの里の自然観察に行きました。まずは,お米のでき具合を舌で調べてみます。まだ,実りは完全ではありませんが,しっかりと詰まった籾も見られるようになりました。一つ一つの籾をめくってみて,「味見」をしました。「おいしい」や「あまい」の声が聞こえました。
 次は,思い思いに網を持って生き物を探します。トンボが気持ちよく飛んでいますし,池には,カエルやメダカがまだまだ元気に泳いでいます。子ども達は慣れない手つきで捕まえようとしていましたが,相手も然る者,なかなか子ども達の網にはかかりません。
 田んぼは,稲がスズメに狙われないようにネットを張って防いでいるのですが,どこからか中に入り込んでしまっています。スズメにとっては食べ放題の食事状態になっていて,外に出せない状態は,なんとも歯がゆい気持ちです。
 それぞれの生き物は,命をつないでいくために懸命に生きているのだなと今更ながらに感心してしまいました。