校長室の窓から

朝のひばりタイム②

 ひらがな学習を夏休み前に終えた1年生は,漢字の学習が始まっています。1文字ずつ丁寧に学びます。ひらがなと同じで,全体の形をきちんとつかむことと書き順を『手』に覚えさせるのです。下の2枚目の写真は,みんなで手を上げてなぞり書きをしている様子です。(うまく撮れていなくて申し訳ありません)目で見たり,耳で聞いたりするだけでなく身体全体で学習を始めているのです。
 『日』という字を学んでいますが,横に一本足すと『目』になることや,日という字を使った言葉を出し合いながら語彙を増やしていくのです。漢字スキルというテキストと漢字スキルノートというワークブックで練習して,できあがりは担任がチェックしています。 1年生の1年間で80文字の漢字を学びます。2年生になると160字と倍増します。3年生は,200字です。昔から漢字を覚えるのは書いて覚えました。私も小学生の頃から書かないと覚えられませんでしたので,毎日,漢字の練習をさせられていましたが,今思うと,それがよかったと思います。ただ,デジタル機器の普及で,字を書く機会が減ったせいか,思い出せなくなってきています。
 本校のデジタルネイティブの子ども達には,タブレットスキルと『書く』習慣を両方大切にしてもらいたいのです。