校長室の窓から

工場に行ってきたよ

 3年生の社会科の学習には,工場で働く人々を取り上げる単元があります。5年生の工業の学習では,基幹産業かそれに近い工場を扱うので本校は,ダイハツ工場に行っていました。3年生は,食品を扱う工場に行きます。昔は,塚口の森永工場に行っていました。古い工場で,チョコレートやビスケットの香りが漂い,焼き上がったばかりのビスケットの熱気が感じられました。
 工場も衛生面を考えて,製造ラインと見学者の通路を完全に遮断した作りの工場が増えましたので,森永工場のように見学の『醍醐味』は,少し減ったかもしれません。それでも,現地へ行ってありのままを見学することは大切だと考えて,3年生の子ども達はキューピー神戸工場に行きました。
 割卵機のスピードの速さにびっくりしたり,黄身をマヨネーズの原料にして,白身はケーキ工場に運んだり,殻をカルシウム成分として使ったりすることを教わりました。実際に工場に行かないと見られないことをたくさん見てきてくれたと思います。もちろん,いただいた『お土産』にも大喜びの子ども達でした。キューピー神戸工場の皆さん,ありがとうございました。