3年生の山の学舎2日目の午後は，焼き板作りをしました。火であぶって焦がした板を歯ブラシと雑巾で炭を落として磨き，その上に絵の具で絵や文字をのせていく作業です。思い思いの絵や文字で，山の学舎のお土産ができました。
　夜はキャンプファイヤーを行いました。各クラスの代表がトーチを持ち，火の神様から受け取った炎を点火します。その後，一人ひとりが紙に書いた願い事を火に入れ，祈りました。キャンプの基本である『静』と『動』のバランスが抜群のオーソドックスなキャンプファイヤーをした子ども達は，貴重な経験をしたと思います。都会では見ることができない満天の星空にも感動していたようでした。
　3日目には，高原遊びで，縄跳び大会や全員で鬼ごっこなど爽やかな風と美味しい空気を満喫しました。
　食事やお風呂のマナーや集団生活でのルールなど昨年とは比べものにならないほどにしっかりとできましたが，1日目より2日目，2日目よりも3日目と日を追うごとにしっかりとできる子ども達が増え，確かな成長に嬉しい気持ちになりました。
　帰りのバスに乗り込むと，待ってくれていたかのように泣き出した曇り空に，77回生の子ども達は『晴れ男と晴れ女』の集まりだなと，感心した最終日でした。