校長室の窓から

リズム メロディー ハーモニー

     今年も神戸女学院大学音楽学部の皆さんがアウトリーチに来てくださいました。アウトリーチ(Outreach)とは,「手を伸ばすこと」を意味する英語から派生した言葉で,公的機関や文化施設などによる地域への出張サービスのことだそうです。大学で音楽を学ぶ学生さん達5名が,小学生に音楽の楽しさを教えに雲雀丘学園まで,「手を伸ばして」来てくださったということです。(本当は,足を伸ばして来てくださったということなのですが。)
 『音楽の3大要素を知ろう』と題して,E.エルガーの「愛の挨拶」に始まり,クリスマスメドレーの全9曲をフルートとピアノでの演奏を聞きました。中でも,学園歌を短調やジャズ調で演奏して,本来のメロディーとどう違うのか歌って確かめたのが印象的でした。普段歌っている学園歌だけに歌ってみるとメロディーの感じ方の違いがよく分かりました。常に笑顔を欠かさずに音楽の楽しさを伝えてくださった学生の皆様,ありがとうございました。同じことを4回することは大変だったと思います。お疲れ様でした。

 今日で授業は終わりになります。子ども達は,明日から冬休みに入ります。年末年始の行事で家族で過ごす機会が多くなります。皆様でどうぞよいお年をお迎えください。