校長室の窓から

時間と分数

 5年生の算数では,分数の学習をしています。本校では,5年生の時に異分母の和と差を求める学習から分数の積と商を求める学習まで,6年生の学習範囲を先取りして学ぶことになっています。
 今日は,教育実習生のHaさんが,分数で表す時間について授業をしました。4分の3時間は,何分なのかについて,子ども達に考えさせて,説明できるようにまとめて,その後,友達と交流するという授業でした。考え方の違う3人に発表してもらいます。
 指示も発問も的確で,落ち着いて授業をしていました。私を含め,多くの教師が参観に来ましたので,子ども達の方が少し緊張していて,『よそ行き』の様な雰囲気でした。  

    実習生の6年生の時の担任も見に来ていましたが,卒業生が,教師を目指して実習に来て,実習授業を見るのは,私達はとても嬉しいものです。放課後に,授業の事後研修会が開かれて,意見交換をしたりアドバイスをしたりします。教師になっても,教育実習の時の授業は,思い出に残っているものなのです。 ちなみに,私は,国語の『大造じいさんとガン』を母校で実習しました。