校長室の窓から

忙しい中にも‥

 口を開けば「暑い暑い」と言っていた9月から,月が変わって10月初旬,総合発表会の練習も山場を迎えています。子ども達も教師も,良い舞台を作り上げるために,毎日練習に打ち込んでいます。図工室では,各学年の作品完成に向けて余念がありません。
 忙しいさなかに,ふと,空を眺めてみたり,足下の草木に目をとめてみると意外な発見があるものです。高い空に秋を感じたり,ツユクサとススキに夏と秋の両方を発見したりするのも『忙中閑あり』の趣があります。少しほっとする瞬間でもあります。
 夏と秋が混ざっているのは,子ども達の服装です。10月1日が衣更えと決まっていましたが,最近の気候は,そんな季節の慣例をも崩そうとしています。日の入りが早く,夕刻からの虫の音に季節の歩みを感じています。