校長室の窓から

防災食を体験(味わう)

 春に5年生の『だし講座』でお世話になった,甲南女子大学の先生と学生の皆さんが,6年生を対象に『防災食講座』に来てくださいました。『アイラップ』という耐熱の半透明の袋を利用し,災害に遭ってライフラインが不便な時に,簡単に食事が作れる方法を教えてくださいました。
 メニューは,コーンご飯と切り干し大根の煮物,蒸しパンです。全て,アイラップで作ります。調理器具も最少で,材料も乾物中心でした。
 学生の皆さんが,準備から指導や手伝い,防災クイズ,後片付けまで,ていねいにお世話をしてくださいました。6年生も実習に慣れていて,テキパキと動いていました。災害に遭ったときに,『自助』で生きていくことが,最初のステップですから,このような体験をすることは,真に生きる力を育てることにつながると思いました。
 できあがりのお相伴にあずかりました。ご飯もきちんと炊き上がっていて,煮物も柔らかく仕上がっていました。ごちそうさまでした。甲南女子大の先生,学生の皆さんありがとうございました。