校長室の窓から

何ですか?

 11/27のブログで,低学年校舎の廊下の天井にある不思議なものについて触れました。子ども達からもハテナが届きます。若い教師もハテナと思っている人もいるかもしれません。
 私が,初任で雲雀丘学園小学校に赴任したときは,授業の始まりと終わりの合図は,ベルでした。『ジリジリジリーッ』 と突然聞こえますので,慣れないとびっくりしたものです。名残のベルが,保健室と中学年図工室の間の運動場側に残っています。
 低学年校舎は,1989年にできましたから,その時は,ベルではなくブザーを校舎に設置しました。その音が出るラッパ型のスピーカーが廊下についていました。扉を閉めた教室の中にも聞こえるように相当大きな音がしたと記憶しています。
 小学校36回生の卒業記念品で1986(昭和61)年3月に,今のようなトーンチャイムのシステムになりました。
 4年前の教室リニューアルの時に,「撤去しましょうか。」と工事の方から提案があったのですが,撤去と天井修復に費用がかかるということでそのままにしてもらいました。昔の雲雀丘学園小学校を語る遺産のようなものです。創立当時からの遺産は,ベル広場に残っています。