先週の11月28日の金曜日と29日の土曜日の2日間に,宮城県仙台市で日本私立小学校連合会の全国研修会が開かれて,参加してきました。
1日目の講演会には,『試練とともに 道は拓かれる』と題して,仙台伊達家第十八代当主の 伊達泰宗 氏のお話を聞きました。
代々伝わるご挨拶,「ごきげんさまでございます」 で始まり,ご自身の生い立ちから,伊達家の歴史,伊達政宗公の霊廟の発掘調査のことなど,原稿も見ずに,多くの人名や年号を交えて見事に話されたことに驚きました。伊達家で大切にしていること(家訓)として,祖先の努力を思い崇拝すること,子孫として歴史を学び,守り,未来に伝えることを語られました。お話をうかがいながら,泰宗氏の家を守り,故郷を思う気持ちに触れ,伊達家当主としての品格や矜持を感じました。
私立小学校を預かるものとして,伊達家の家訓と同じように,雲雀丘学園小学校の教育を伝えることに繋がると改めて理解しました。
