心まにまに

せんせい あのね‥

休み時間に

1年生が雲梯(うんてい)で遊んでいます。

いえ、

遊んでいるというよりも、頑張っています。

 

長い雲梯ですから

端から反対の端まで到達するのはとても難しい。

もう少しでゴールになると、

「がんばれ~!」

と、応援する声も大きくなりますが、

「あ~!おしい!」

「もう少しでゴールだったね!」

と、なるのです。

 

 

さて、1年月組の学級通信に、

子どもたちが書いたひとこと作文、

『せんせい、あのね』がありました。

 

せんせい あのね、

きのう 二本目のはが ぬけました。

まくらの下において ねました。

すると、あさおきたら 

はが なくなっていました。

かわりに、

コインが おいてありました。

本の はなしのとおりになって、

びっくりしました。

 

ほかにも、アサガオの種がたくさんとれて、

まだまだとれそうだという作文や、

25メートルを泳ぐことができたよという

作文もありました。

 

どの作文にも、

「ふしぎだなぁ‥」「すごいなぁ」「やったぁ!」

といった感動が素直にあらわれています。

 

読んでいると、あらためて、

子どもの普段の何気ない生活が、

感動の連続だということに気づかされますね。

 

雲梯を頑張っている1年生、

もうすぐ、ゴールできそうですね。

みごと、端から端まで渡ることができたときは、

『せんせい、あのね』に書くのかな。

読むのを楽しみにしていますよ!