観覧席の端に立つオリーブの木です。

今、この木には‥

緑色の実がたくさんなっています。

なかには、黒くなりはじめている実も。

そんな実には‥

ほら、実にのっかって

かぶりついている虫がいるでしょう？

これはカメムシです。

熟しはじめたオリーブが大好きなようです。

私が写真を何枚も撮っていると、

迷惑そうにモソモソと移動していきました。

昨日は、このオリーブの木の下で

アリが落ちた実にたかっていました。

アリもオリーブが大好きなようですね。

このそばに、一匹のカメムシが死んでいて、

それにもアリがたかっていました。

それを見た１年生のつぶやき。

「アリは、オリーブもカメムシもたべるから、

　アリが一番つよいのかなぁ。」

なぁるほど、１年生も

そんな考え方ができるようになりましたか。

さて、オリーブの写真を撮っていると、

３年生があわてて駆け寄ってきました。

「先生、ドッジボールが

　こんなことになっちゃいました！」

使い込んだボールの表皮がすり減り、

中のゴムチューブが飛び出しています。

「あ～、これはタンコブやね。

　保健室で湿布を貼ってもらおうか。」

「はーい！」

と掛けだそうとするので、あわてて

「ウソ、ウソ！冗談だよ！」

と言うと、

「わかってまぁーす！」

飛び出したチューブを気にすることなく、

ドッジボールを始めていました。