心まにまに

お母さんの心配‥

今、3年生は、

入学して初めての宿泊行事の最中です。

来月は2年生が宿泊行事に出かけます。

 

お母さんにとって、

わが子の初めての宿泊行事、

わが子が初めて親元を離れる夜は

心配でたまらないでしょうね。

 

「今、何をしているかな」

「お友だちと仲良くしているかな」

といったことから、

「ご飯は美味しく食べてるかな」

「服はちゃんと着替えてるのかな」

「夜、眠れているかな」

「私がいなくて寂しがっているかも!」

‥と、心配事にはキリがありません。

 

じつは、私自身も父親でありながら、

わが子が幼稚園の宿泊行事に出かけたときは、

上のような心配をしました。

お迎えに行ったときは、

久しぶりにわが子に会えることに

ほっとしている自分に可笑しくなりました。

 

でも、宿泊行事を引率する立場から言えば、

たいていの子は親が思うほど困っておらず、

親の心配をよそに楽しんでいます。

彼らがおうちのことを思い出すのは、

夜、眠りにつく前の

ほんのわずかな時間だけなのです。

 

 

さて、宿泊行事から帰ってきて、

楽しい思い出をたくさん話す子がいれば、

細かなことへの不満を挙げる子もいます。

そうなると、お母さんは不安になりますよね。

 

でも、慌てないでください。

「お母さんと離れていたぶん、

 甘えたい、かまってほしい」

という気持ちがそうさせる場合が多々あります。

「それは、たいへんだったね。

 でも、がんばったんだ!」

と言ってあげてください。

 

いや、甘えている様子ではないという場合は‥、

それが集団生活をするということ、

大勢で生活するときには

我慢も必要なんだよと伝えてあげてください。

これは、普段の学校生活も同じですね。