心まにまに

ラブレター、の練習

今日の昼休み、教員室前のベンチに

2年生の女の子が二人、座っていました。

 

「どうしたの、誰かにご用事?」

「Y先生に用事があるの‥」

Y先生は、2年生の体育を担当している

女性の先生です。

「教員室には、いらっしゃらないなぁ‥。

 どんなご用事?」

と、尋ねると

「ラブレターを渡そうと思って」

という思いがけない言葉。

そうでございますか。

 

ブログで紹介しても良いか尋ねると

快諾してくれました。

ハートの形に折った、こんなラブレターです。

 

でも、よくよく聞いてみると、

中には何も書いていないのだとか。

「これは、練習なの」

練習‥ですか。

2年生の考えることは不思議です。

 

結局、Y先生は教員室に戻らず、

渡せずじまいでした。

 

「いいの。だって、私たちは

 Y先生と同じ方面の電車に乗るから、

 そのときに渡せるし!」

 

さすが、大好きなY先生のことは

何でも知っているのですね。

とても、楽しそうな二人でした。