心まにまに
2021/11/19
大人になったね
ある本を読んでいると、
「『大人になったね』という言葉は、
子どもの気持ちをくすぐる」
という言葉がありました。
その通りだと思います。
ただ、私は
「大人になったね」
ではなく、
「○年生みたいだね」
という言い方を、よくつかいます。
「○年生」の○には
本当の学年に+1した学年、
つまり、1年生に対しては
「2年生みたいだね」
と言うのです。
これを、1年生に対して
「6年生みたいだね~!」
と言うと飛躍しすぎて、さすがに
「なんか、大げさにほめられている‥」
と思わせてしまうのです。
そして、この言葉でほめるのは、
3学期に入ってからと決めています。
ほめる内容はどんなことでもいいのですよ。
お話の仕方でも、食事の作法でも、
ノートのとり方でも、音読の様子でも‥。
「あ、上手になったな」と少しでも感じたら、
「今のお話の仕方、○年生みたいだね。
よく分かったよ!」
と伝えてあげてください。
お子さまは、幸せな気持ちになること
間違いなし!です。
さらに、
「あ、そうかぁ、もうすぐ本当に
○年生になるんだもんね!」
と付け足してあげると、
自信を持って新しい学年を迎えられます。
だから、3学期に入ってからなのです。
いろんな場面で、
「○年生みたいだね」
をつかってみてください。
頭のすみっこに、覚えておいてくださいね。